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LPからの申込数が約10倍に。 「ちょいサポ」で実現した民需開拓の加速

Client 株式会社両備システムズ
Date 2026/01/16

岡山を拠点に、官公庁および医療分野のICT領域において豊富な実績を持つ株式会社両備システムズ。同社クラウドビジネスカンパニーにおいて全社戦略の一環として、民間企業向けクラウド事業の強化を推進してきました。一方で、プリセールスエンジニア部隊の立ち上げ途上にあることから、デザインやマーケティングの専門知識が組織内に十分蓄積されておらず、お客様に対する価値訴求力の向上が課題となっていました。
そうした状況の中、制作パートナーとして「ちょいサポ」を採用。営業資料の標準化やパートナーLPへの掲載コンテンツ改善を進めた結果、資料請求・問い合わせ数が約10倍に増加するなど、具体的な成果が表れています。本記事では、同社クラウドビジネスカンパニー サービス推進統括長の岡本卓也様に、導入の背景や取り組みのプロセス、得られた効果について詳しく伺いました。

※本記事に記載している所属・役職は、2025年12月24日の取材日時点の情報です。

概要

課題

・プリセールスエンジニア部隊の立上げ途上で、デザインやマーケティングのスキルセットが不足していた
・民間企業向けの汎用的な営業資料がなく、個別の提案書作成にリソースが圧迫されていた
・「面」でのアプローチができず、長期的な資産となる商談アセットが構築できていなかった

依頼の決め手

・ダイレクトメールで「営業資料のデザイン」「低価格でのアウトソーシング」という提案が課題と合致した
・サブスクリプション型でスモールスタートしやすく、評価しながら利用できた
・マーケティングの上流から制作まで、専門人材による幅広い対応が可能だった

効果

・パートナーLPへの掲載コンテンツ改善により、製品トライアルの申込数が約10倍に増加した
・汎用資料の整備により営業部門での活用が進み、プリセールスへの案件連携が増加した
・継続的な伴走支援によりマーケティング施策の実行スピードと質が向上した

企業情報

社名 株式会社両備システムズ
設立 1969年12月15日
従業員数 1,685名(2026年1月1日現在 両備システムズ)
事業 公共、医療、社会保障分野および民間企業向け情報サービスの提供 (システム構築、アウトソーシング事業)、ソフトウェア開発、データセンター事業、ネットワーク構築サービス、セキュリティ事業、ハードウェア販売および保守サービス、AI・IoT など先端技術研究開発

民間市場におけるクラウド事業の拡大と、立上げ期のプリセールスエンジニア組織が直面した構造的課題

──「ちょいサポ」導入以前、プリセールス部門ではどのような課題を認識されていましたか?

岡本様: 民間企業向けのマーケティングや営業活動を支えるアセットについては、より充実させる余地があると感じていました。当社は官公庁・医療分野で数多くの実績を積み重ねてきましたが、クラウドビジネスカンパニーとしては、全社方針に基づき、民間市場におけるクラウドビジネスの拡大を重点施策として推進していました。そうした中で、民間領域をより広く開拓していくためには、市場特性に合わせた情報発信や資料構成が欠かせません。プリセールスエンジニア組織を新たに立ち上げたものの、これまで公共分野向けの資料が中心だったこともあり、民間企業の意思決定プロセスに適したデザインや表現へのアップデートが今後の重要なテーマとなっていました。

──当時の営業・プリセールスの体制についても教えてください。

岡本様:当時は、マネージャーを含めて7名程度の体制で営業活動を行っていました。少人数で多くのお客様のご相談に対応していたこともあり、日々の商談や提案活動に重点が置かれる状況でした。そのため、民間市場向けに横断的に活用できる営業資料や提案アセットを体系的に整備するには、十分な時間を確保しにくい面がありました。
結果として、個々の商談に合わせて都度資料を準備するケースが中心となり、テーマやサービスを軸に市場へ広く「面」で発信していくための共通アセットの整備は、これから取り組むべき領域として位置づけていました。

──短期的な案件対応が優先され、マーケット拡大に向けた取り組みが難しかった状況だったのですね。

岡本様:その通りです。テーマを軸にした体系的な情報発信や営業アプローチを強化し、商談アセットを計画的に蓄積していくことは、当社にとって重要な取り組みでした。一方で、当時は多くのお客様からのご相談に迅速に対応することを最優先にしていたため、中長期的な視点でアセットを整理・整備するための専任リソースを十分に設けにくい状況でした。

また、必要に応じて外部パートナーに制作を依頼することもありましたが、案件ごとに完結する形になりやすく、社内で継続的にノウハウを蓄積していく仕組みを強化する余地がありました。事業の拡大スピードに合わせて市場への発信力を高めていくためには、継続的に伴走してくれる外部の支援が不可欠であると考えるようになったのです。

メール一通から始まった、スピード重視のパートナー選定プロセス

──「ちょいサポ」を知ったきっかけについて教えてください。

岡本様:きっかけは、偶然届いたダイレクトメールでした。
メール内に記載されていた「営業資料のデザイン」や「低価格でのアウトソーシング」といった訴求が、当時私たちが抱えていた「業務が立て込んで手が回らない」「デザインスキルが不足している」という課題意識と重なったのです。

──支援を依頼しようと判断された決め手は何だったのでしょうか。

岡本様:決め手となったのは、スモールスタートが可能である点と、導入までのスピード感です。
当時は業務が非常に逼迫しており、新たな協業パートナーを探したり、複数社を比較検討したりする時間的余裕がほとんどありませんでした。その点、「ちょいサポ」はサブスクリプション型で導入のハードルが低く、費用面でも判断しやすい仕組みでした。まずは使いながら評価し、走りながら検証する形で進めようと考えて、速やかに導入を決断しました。

──実際に依頼してみて、初期段階での印象はいかがでしたか。

岡本様:専門性と対応力の両面において、十分な可能性を感じました。私たちの事業はクラウドプラットフォームをはじめとする専門性の高い領域ですが、初回のアウトプットに対してフィードバックを行った際も、内容を的確に受け止めた上で改善を重ね、期待する水準まで引き上げてくれました。
また、単なる作業代行にとどまらず、マーケティングの知見を持つ人材が担当につき、「このような構成にすると訴求力が高まります」といった提案まで受けられた点も印象的です。こうしたやり取りを通じて、自社が抱えていた課題を解決できるパートナーであると確信するようになりました。

LP経由の申込数が約10倍に。営業とマーケティングを変えた「型化」の効果

──現在、「ちょいサポ」にはどのような業務を依頼されていますか。

岡本様:当初の目的であった営業資料の制作に加え、現在ではマーケティングコンテンツ全般を幅広く依頼しています。具体的には、民間企業向けの汎用提案資料の整備をはじめ、ホワイトペーパーの作成、展示会やウェビナーで使用するスライド資料のデザインなどです。
さらに、LPの新規制作や既存ページの改善といったWeb領域のデザインも任せており、マーケティング施策を実行するために必要な各種コンテンツ制作を包括的に支援してもらっている状態です。

──支援によって、どのような成果が得られましたか?

岡本様:最も分かりやすい成果として挙げられるのが、LP改善による効果です。
クラウドパートナーのサービス紹介Webサイトに掲載されている当社商材ページについて、動線設計の見直しとデザイン刷新を依頼しました。その結果、従来は年間で数件程度にとどまっていたトライアル申込みが大きく増加しています。リニューアル後1年間で申込数は約10倍となり、コンバージョン率も大幅に改善しました。数値として明確な成果が表れた点は、社内でも高く評価されています。

──営業現場では、どのような変化が生まれていますか?

岡本様:汎用的な営業資料を整備したことで、営業部門からプリセールス部門への連携は、これまで以上にスムーズかつ活発になっています。以前は、お客様ごとの状況に合わせて個別に提案内容を組み立てるケースが多く、営業担当が多角的に情報を収集しながら検討を進める必要がありました。
一方で、標準化された資料という共通の「商談アセット」が整ったことにより、営業担当がサービスの全体像や価値をより明確に伝えやすくなり、幅広いお客様へのご案内がしやすい環境が整備されました。その結果、「この資料をきっかけに興味を持ってもらえた」という形でプリセールスへの連携が自然に増え、実案件へ発展するケースも着実に増えています。

──マーケティング活動全体への影響についても教えてください。

岡本様:施策を実行するスピードと回数は、以前と比べて大きく向上しています。2025年からは、マーケティング強化の取り組みにおける営業支援をプリセールス部門が主体となって進める体制へと移行しました。一方で、限られたリソースで制作業務まで担うことは容易ではなく、アウトプットの安定性や継続性の面で課題がありました。
そこで「ちょいサポ」を活用することで、計画していたウェビナーやコンテンツ発信を遅延なく実行できる体制を構築できています。現場からは「ちょいサポがなければスケジュール通りに回らなかった」という声も上がっており、現在ではマーケティング活動を支える重要なパートナーとして位置付けられています。

組織ナレッジの蓄積と、伴走型支援がもたらす持続的な効果

──サポート体制や進行管理については、どのように評価されていますか?

岡本様:非常に安定した体制だと感じています。納期遵守はもちろん、先回りした対応力を高く評価しています。
単に期限通りに成果物を提出するだけでなく、定例ミーティングの数日前にドラフトを共有してもらえるため、当日は修正点の確認や次のアクションの検討といった、より本質的な議論に時間を充てることが可能です。
また、単なる受発注関係にとどまらず、「次はこのように進めてはどうか」といった将来を見据えた提案を受けながらプロジェクトを進行できています。その結果、内製で進める場合と比べても、はるかに高いスピード感で業務を推進できていると感じています。

──「ちょいサポ」はどのような企業に適しているとお考えですかお聞かせください。

岡本様:私たちと同様に、事業拡大のフェーズにある企業では、実行したい施策に対して制作リソースが追いつかない場面がどうしても発生します。そうした環境で、高品質なデザインや資料制作を安定的に確保することは簡単ではありません。私たち自身も同様の課題に直面した経験があるため、制作領域を信頼できる外部パートナーに委ねることの価値を強く実感しています。制作体制を補完することで、組織としてのスピードを落とすことなく、社員が本来注力すべきコア業務に集中できるようになります。事業成長を一段と加速させたい企業にとって、こうしたサービスは非常に有効な選択肢になるはずです。